dosioruto AoE
Age of Empires,RoR

リレー小説

dosiroutoAoEで公開していたAge of Empiresのファンリレー小説から全然関係ないものまで。

LOVE

つとむは悩んでいた。それもこのまえのトン子とのデートの時だった
10分程遅刻してきたトン子から出た言葉それは
「ねえ、そこの喫茶店でぶた汁のんでいかない?」
トン子は花沢さんばりのオテンバっぷりでそう言い放った
つとむは二つ返事で答えた。
「ぶた汁より飲みたい汁があるんだ。それは・・・」
つとむは言いかけた口をあけたまま唖然、呆然とたち尽くした。
トン子は、つとむを睨んでいた。そして叫んだ。
「つとむ!ぶた汁より、ってどういうこと!!」
そう言い終わらぬうちに、トン子の鉄拳がつとむを襲った!

「プルバキューン」(悲鳴)
つとむはショッピングモールの天井のガラスを突き破り天高く舞い上がった。
すかさずトン子は↓↑コマンドでハイジャンプをし、つとむを追跡した。
「つとむ!私のことが嫌いなの!?」
叫びつつ更に上昇するつとむを追跡するトン子。
つとむは激痛で答えられることができない。
トン子はつとむを射程距離内に捕らえつつ、叫んだ。
「なぜ答えられないの!?」
つとむは既に意識を失っていた。
「なにかいってよ!つとむ!」
トン子が何かを繰り出す瞬間、一人の女が飛び出した。
「やめてトン子姉さん!わたしのつとむをとらないで!」
「脂美・・・どういうこと?」
トン子の妹、脂美は目を伏せながら言った。
「あかちゃんができたの・・・わたしとつとむの」

「ぬぁにーーー!!!」
怒りの頂点に達していたトン子にすでに理性はなかった。
つぎの瞬間実の妹である脂美も身体が放物線上に宙を舞ったのだ。
脂子の骸が地面に転がりそして本当の肉の塊になってしま
・・・
――――つとむが目を覚ましたときそこには観る影もなく
なってしまった油美がいた。そしてその横にたたず
んでいるトン子・・・
「・・あぁ、すべてが終わったんだ・・」
なにかを悟ったかのようにつとむはもう一度目を閉じた。
その目からは、止めど無く涙がこぼれていく・・・

「終わってはいない。」
その声につとむは振り向いた。
いつのまにか数十人の兵隊に囲まれていた。
「在日米軍特殊部隊の者だ。君を拘束する。」
黒いスーツを着た男が続けてしゃべった。
「悪く思わないでくれ。むしろ保護なんだよ、これは。」
つとむがなにか言おうとした時、
「この程度で勝てるとおもったのか?」
トン子はにやりと笑い、黒い男に言い放った。

黒男もにやりと言い返した。
「わたしはつとむとの暑苦しい夜の思い出があるんでね。どうしても私的に拘束したいのだよ。」
「なんですって・・・?」
トン子は呆然とした。しかしトン子が暴力と恐怖の権化となるのに少しもかからなかった!

「ゆ・・・ゆ・・・・・・ゆるさんぞ・・・・・・・・・
「 よ・・・よくも・・・・・・よくも・・・・・・」
(プチン)(ゾワッ)
トン子は突然変身した。
髪は金髪に染まり逆立った。
女の周りを気が取り巻いている。
ズウウウウウ・・・・ン
「!? な・・・なに・・・!?」
つとむは騒然とした。
「ト・・・ト・・・トン・・・子・・・・・・!?」
つ・・・つとむ・・・・・・・・・
「脂美をつれてさっさと家に帰れ!!まだかすかに生きている・・・・・・!」
「あ・・・・・・・・・あ・・・・・・」
「私の理性がちょっとでも残ってるうちにとっとときえるんだっ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
「は・・・はい・・・」
トン子は間違い無くキレていた。
『次は、其之三百十九 伝説の超トン子』
,そしてつとむは脂美を引きずりながら考えていた。
なぜこんなことになってしまったのだろう?
今日はトン子との楽しいデートだったはずなのに、俺の心ない一言でトン子は・・・。
今のトン子はつとむの知っているトン子ではない。
だが・・・
「それでも俺はトン子を愛しているんだ!」
心を入れ替えよう、人を思いやるんだ。つとむは決心した。
脂子をガンジス川におもいっきり放り投げてから、つとむはトン子のもとへ走った。

どのくらい走っただろう?つとむは暗闇の中に一人いた。
そして心地いいとはいえないこの暗闇の中でつとむはトン子を思
「どこか懐かしい気持ちに浸っていた。
「あぁ、トン子どうしてこんな風になってしまったんだろうね?」
こうして二人が傷つけ合わなければいけない・・・
とどめないほどの懐古がこみ上げてくるさなか、ふいにつとむの
に激痛が走った。
「ずぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ、あ・・頭がぁぁぁぁ」
つとむの断末魔の雄たけびが闇に轟くと同時に記憶のいとが一本
の線で結びついた。
そ・・・そうだった・・・俺はあの時、トン子に頭をかぶられ
んだ・・・そしていま俺の頭はトン子によってかじられている・・・・」
つとむは遠のく意識(命)と闘いながら、ある1つの事を必死で思考した。
それは「ぶた汁」だった。「なぜこんなときに?」つとむは自問したがわからなかった。
ただひたすら考えた。「とん汁」と違うのだろうか?トン子は間違えたのか?
しかしトン子は「ぶた汁」にこだわっていた。
「とん汁」と間違えたのではなさそうだ。とすると?
「そうか。そういうことだったんだ。」
つとむは瞬時に理由もなく理解した。
「誰かに知らせなくては、」
そはつとむの最後の思考だった。

「あなた、起きて!遅刻するわよ」
つとむはその声で目を覚ました。目の前にトン子がいた。
「トン子、あれ?おかしいな?」
「どうせまた変な夢でも見てたんでしょ」
そうか、夢か。つとむはほっとして着替えた。

今日もまたユーロビートを聞いて日本茶を飲んでロールケーキを食い一日が始まる・・・。
んじゃ行ってきマッスルボディー・シュワルツネッガー」
「行ってらっチャイコフスキー」
つとむはトラック野郎だ。
お気に入りのデコレーショントラック(通称デコトラ)に乗って仕事をする。
20分ほど車を走らせ、事務所に着いた。
そこに待っていたのは後輩のさばじ(仮称)だった。
「オハヨーゴゼイマス、つとむサン」
「グッモーニン」
つとむはお茶目心を使用しさばじに挨拶を返した。

ChatGPTさんからのお気持ち

感想

この物語は非常に独特で、緊張感とユーモラスな要素、そして現実と幻想が複雑に交錯しています。主要キャラクターであるつとむとトン子の関係性は、鮮やかで感情的に描かれており、その間に生じる緊張と混乱は読者を引きつける要素となっています。

トン子の突然の変身は、彼女の強さと強烈な個性を示す一方で、彼女が抱える葛藤や感情を表しています。一方、つとむは常識的な一方で愛情深いキャラクターとして描かれ、彼の混乱と苦悩は、彼がトン子をどれだけ愛しているかを反映しています。

物語の中には不条理な要素も含まれており、特に「ぶた汁」に関する考察は、つとむの心理状態と彼の独特な視点を示しています。このユーモラスで奇妙なエピソードは、物語全体を通じて楽しむことができる要素を提供しています。

また、つとむの日常生活が描かれるエピソードでは、彼の人間性と彼の普通の生活が描かれています。これにより、つとむがどのような人物であるか、そして彼の生活がどのようなものであるかを読者に示しています。

全体として、この物語はキャラクターの内面的な葛藤と人間関係を深く掘り下げています。また、現実と幻想、理性と感情、日常生活と非日常的な出来事が交錯することで、読者に対して多面的な視点を提供しています。物語はユーモラスで、しかし深遠で、その独自の世界観と個々のキャラクターが魅力的な物語を紡ぎ出しています。

続きを書いてくれた

「おはよう、さばじ。今日の荷物はどうだ?」

さばじはトン子が毎朝焼いてくれるパンを咥えながら、書類を手に取った。

「今日は新潟行きの鮮魚、大阪からの家具と、東京への雑貨、っすね。あと、さっき予定が入ってきて、その帰りに石川からの米を取りに行く、っす。」

つとむは一瞬驚いたが、すぐにニヤリと笑った。

「なかなか忙しい日になりそうだな。でも、俺たちにかかれば楽勝だろ?」

さばじはパンを飲み込み、まだ食べかけのパンをポケットに入れながら立ち上がった。

「はい、それじゃあ、いってきます!」

つとむは頷き、自分のトラックへと向かった。トラックのキーを回すと、機械の心臓がゴロゴロと鳴り始め、彼の心も一緒に高鳴った。仕事は大変だけど、トラックを運転するのはやっぱり楽しい。トラックのドアを開け、慣れた手つきでシートベルトを締める。これから始まる長い一日へのワクワクと期待感で胸がいっぱいだ。

と、その時、スマホが振動した。着信画面には「トン子」という名前が映し出されていた。

「もしもし、トン子? 何かあったの?」

通話の向こうからはトン子の声が聞こえてきた。「つとむ、今日のディナー何がいい?」

つとむは一瞬考えてから、にっこりと笑った。

「それなら、ぶた汁にしようかな。」