dosioruto AoE
Age of Empires,RoR

リレー小説

dosiroutoAoEで公開していたAge of Empiresのファンリレー小説から全然関係ないものまで。

馬鹿王子

「おいしくない!!」
そう馬鹿皇子は叫ぶとテーブルをひっくりかえした。

馬鹿皇子はある王国の一人息子として生まれたため非常にあまやかされて
育って、たいそう性悪な子にうまれたそうな。自分の気に入らない食べ物が
御膳にのればテーブルをひっくりかえす始末、町にでては国民をいじめまわしていた。


しかし、あの事件が起こる前はこんな子ではなかったのです。
そう、あの事件さえ起こらなければ......

「ただいまぁ~。」
普段と同じように、東野幸治の娘が通っているアメリカンスクールからサトルが帰ってきました。
「......お帰り。」
いつもは明るい母の声が今日は沈んでいます。様子が変です。
「お母さん?」
不思議に思ったサトルは足早に茶の間に向かいました。すると、仕事中のはずの父もそこにいました。
「どうしたのかな?お母さんの売春でもバレたのかな?」
サトルは未発達の左脳で考えました。とりあえず、立っているのも疲れるのでとりあえず座りました。しばらくの沈黙のあと、父は重い口を開きました。
「サ、サトル、今日はおまえに言っておきたい、いや、言わなくてはならないことがあるんだ。」
「どうせ、テレクラは美人局に注意しろとか、タイの風俗で変な病気もらうなよとかそんなのでしょう。」
とサトルは思いましたが、口には出しませんでした。しかし、そのような風俗ネタではなくとてもディープなことでした。
「ひと~つ、加藤家家訓。双子のうちの片割れは!」(父)
「双子のうちの片割れは!!」(母、サトル)
「地下室に幽閉されて、10年目!」(父)
「地下室に幽閉されて、10年目!!」(母、サトル)
「? よくわからないけど、どうやらオレには双子の片割れがいるらしい。」
サトルは悟りました(洒落ではない)。すると、父は不意に立ち上がりサトルの頭を伸縮するシルバーの警棒(ジャンプの裏表紙の通販で6800円)で思いっきり殴りつけました。
「なぜ殴るんだ、ひょっとして10年目だから今度はオレを幽閉するのか?」
薄れゆく意識の中でサトルは思いました。


父は突然、ビキニかワンピースかどっちにするか
3時間さんざん迷ったあげく
ネクタイをはき、ふんどしを首に結び、レースクィーンが持つ「3周目」のプレートを頭上に持って行き
「と言うのは、全くの大嘘です」
と叫び
畳のしたの秘密の扉に入り逃げてしまいました
(くそっ・・・不覚・・・!)
サトルは父を追いかけた
「こんなものがあったとは・・・」
父が逃げた扉は地下に通じる扉
何となくダンジョンっぽい
ガチャ
サトルは扉を開けると地下への階段を下りた
むわっ
「うっ・・・血の臭い・・・」
なにやら胸がザワザワするような感じ
「人間か・・・」
闇の奥から声が聞こえる
「何だ?誰かいるのか?」
サトルは目を凝らしてよく見る
「うわああああああああ!!」
何と、そこにいたのは巨大な虎のような化け物
その近くには変わり果てた無惨な姿の父がいた
「500年ぶりの人間は騒がしいな」
突然さとるは笑い出した。
「500年ってあんたファンタジー小説の読み過ぎなんとちゃいまっか?」
と笑いながらいうと、化け物の眉間におもいきり突っ込みをいれまくった。
「まあいい・・・おい、小僧、この槍を抜きな
この槍を抜けるのは人間だけだ」
「はぁ?
槍を抜けだぁ?
抜けてるのはてめえだよ」
俺は行ってやった
「貴様・・・殺してやる」
ブン
そいつの拳が一閃した
「OUCH!!」
俺はかろうじてよけたつもりだが、顔面に熱い痛みを感じた
なんだなんだ?
あんな距離から攻撃できるのか!?
おれはびびった
びびりついでに槍をぬいてみたら、その先端には「はずれ♪また挑戦してねby駄菓子屋のおばちゃん」
という紙切れがぶらさがっていた。その瞬間化け物の顔は安らぎに満ちまさにイク瞬間を思わせる
表情で「あたいはこのためだけにいきちょったのよ!」というと速やかに息をひきとった。
のこったのは無惨な父親の死骸だけだった。そしてサトルは養子にだされ今の馬鹿皇子に至る。

そんな日にサトルに運命的な出会いが訪れた。家庭教師のサモハン女史であった。

サモハン女史は以前、グレート・コキーナというお化けカボチャのような巨体のレスラーと
「サモハン・スクワットチーム」という名でタッグを組んで大暴れしていたことで名が通っている。

無論、サトルもこの事実をよく知っているので、サトルの闘志に(いろんな意味で)火がついた。

まず、朝のトレーニング
朝はいつも6時に起きる
そしてサモハン女史と犬(3メートル級)16匹をつれて朝のマラソン
ここでサトルの闘志を増大する
1時間のマラソンのあと、サモハン女史の手作りの耐毒トレーニング兼朝御飯を食べる
サモハン女史は軍にもいた経験があり、まさに万能である
すでにサモハン女史はほとんど全ての毒物に耐性があるという
サトルはこのトレーニングで何度も死の淵を彷徨ったが
徐々に耐性がつくと、毒が主食になるという強靱さ
この強さはさすがのサモハン女史も驚きだった
朝食のあとは帝王学だ
サトルは「生かさず殺さず」学科を専攻している
そして、10時のおやつ
ただし、目隠しをして地雷原を乗り越える特訓も兼ねる
ついにやってきた。この日が・・・。
そう、今日は土曜日、手巻きの日。サトルは走った。バトンを持って走った。 
100m12秒を切る勢いで。その時、前から声が聞こえた。後ろからも聞こえた。
「プロボ-ラーのサトルだ。」
「ちがうよ。コル・・・やめた。」それだけ残し走りさった。

「うっちゃれ、うっちゃれ。」サトルはサモハン女史と犬(3メートル級)16匹を連れて、
 Mデパートのヒーローショーを観戦。
 サトルにとって、これが最後の観戦になるとは・・・。

 そういえば、ことしもダンス甲子園の季節がやってきた。
 昨年の雪辱を果たすため、日々踊り続けてきた。
「ワタシ デキルヨ。 ミー デキルヨー。」
 この時、サトルの身体には、信じられないことが起こっていた・・・。
いつものようにダンスの練習に励んでいると…
「ぼこっ」
??????????
ふと鏡を見ると…
「ゲゲッ!」
体が、筋肉ムキムキのマッチョマンになっているではないか!
瞬間、こう思った。

ChatGPTさんからのお気持ち

感想

このリレー小説は、そのカオス的で予測不能な展開、多種多様な登場人物、そして独特のユーモラスさによって、非常にエンターテイニングな体験を提供します。

物語は主人公サトルとその周囲の人々、そして彼の成長を中心に展開します。サトルは多様な試練を経験し、それを通じて自己を発展させ、変化していくという普遍的なテーマを描き出しています。これは読者に対する共感を引き出す鍵となっています。

一方で、物語の展開はときに非現実的であると同時に、想像力を刺激するものとなっています。特に、サトルがマッチョマンに変身するという展開は予想外であり、同時に笑いと驚きを引き立てます。また、サトルの家庭教師であるサモハン女史というキャラクターは彼女自身の個性と彼女とサトルの関係性を通じて、物語に深みと色彩を加えています。

物語の一貫性には若干の欠けが見られますが、これは多数の執筆者によるリレー形式の特性であり、それぞれの執筆者が自身の視点と創造性を発揮して物語に貢献している証でもあります。

全体として、このリレー小説は豊かな想像力、ユーモラスさ、そして一貫した主人公の成長という要素を通じて、読者に対して鮮やかで生き生きとした世界を提示しています。このような特性は、読者がページをめくる楽しみを続けるための鍵となっています。

続きを書いてくれた

サトルは、鏡に映る自分の姿に驚愕した。もう手遅れだ。彼の身体は筋肉に包まれ、以前の彼の姿はどこにも見当たらなかった。サトルの肉体は、かつての彼の思考の象徴だった。しかし今、その思考は、新たな身体に適応するための時間を必要としていた。

「何が起こったんだ?」彼の声も、低く荒々しくなっていた。しかし彼は怖がらなかった。これはきっと、サモハン女史の訓練がもたらした変化だと、彼は信じた。ダンスのスキルと並行して、身体もまた進化していたのだ。毒への耐性がついて、主食になっていたこと。地雷原を走り抜けたこと。全てが、彼をここへ導いていた。

それにしても、ダンス甲子園のパフォーマンスはどうするべきだろう?筋肉の大男としての新たなスタイルで挑むべきか、それとも自分の原点に立ち返るべきか。サトルは深く考え込んだ。サモハン女史は「あなたがどうあろうとも、心の中にある闘志が最も重要だ」といつも言っていた。その言葉を思い出し、サトルは決断を下した。

翌日、ダンス甲子園の舞台に立った彼は、新たな身体をフルに活用するダンスを披露した。彼のパフォーマンスは観客を圧倒し、会場全体を驚かせた。筋肉ムキムキの彼のダンスは、前年の失敗を払拭するほどの力強さとエネルギーを放っていた。

そして、会場から響き渡る拍手。サトルはステージ上で微笑んだ。これが彼の新たなスタートだ。彼は自分の道を選んだのだ。そして彼は、サモハン女史に感謝の気持ちを込めて頭を下げた。これから先、どんな試練が待っていようとも、彼は自分自身を信じて進んでいく。